2007年01月元日



高御位山への登山道
姫路、高砂、加古川の市境に跨る高御位山は播磨アルプスとも呼ばれ、細長い山容から多くの登山道がある。
杉、ヒノキの植林がないことから展望が良く、家島諸島を眺めながのハイキングコースとして人気がある山だ。
自宅から一番近い山であり何度も登っている内に数々の登山道を見付け、自分の足で歩いて見たので、ここにまとめてみる。但し、登山道を見付けながらも自分の足で歩いていない道もあるが、今後、歩いて見ようとは思っている。
〔24〕夕陽ヶ丘団地からの登山道
以前から桶居山に登った時に山頂から北に伸びる尾根に踏み跡があるのが気になっていた。車で走り回って登山口を探すが見付からない。ならば例によって下山して登山口を探すしかない。
佐土新から見る桶居山からの岩峰は何度見てもすばらしい。田畑、民家がなければ低山には見えない。
更に近付いて見てもアルプスの山容をしている。兵庫県にはこれだけ山姿の良い山はないだろう。
Nの尾根から登り始めると、下りに使いたい?の尾根が平行して伸びているのが見え出す。
Nの尾根は縦走路に続き、鞍部に下りてから桶居山への急登になる。
今日の目的は桶居山から北に延びる尾根を歩くことであるので、桶居山に登らず、山腹をトラバースしようとしたが、急斜面に阻まれて、結局、山頂に登ってしまった。
桶居山山頂からの毎度お馴染みの家島群島の景観。
桶居山の山頂から北に伸びる尾根を見る。
最初は激下りで始まり、尾根に出ると展望の良い気持ち良い道となる。
桶居山山頂には姫路からのハイカーが一人、双眼鏡で周辺の山を眺めて居られた。話ししてみると、周辺の山々を次々同定してくれるのであるが、一応、知った振りをして頷いていたが、全然、判らなかった。播磨アルプスにも精通されており、北への尾根道も歩いたことがあるらしいのでアドバイスを頂く。
兎に角、下ってしまい、登り直して登山口をはっきりさせたいと思う。県道65号線から写真部の脇道に入る。写真を撮った立ち位置に駐車スペースがあるが、車を停めて良いのかは判らない。他に駐車スペースは無し。
路地道に入り民家の間に入る。表示は何も無く、こんな所が登山口に通じているとは判るはずがない。
突当たりは竹林となるが、溝を渡ってから右に曲がり、次に左に曲がり、竹林の中に入っていく。
竹林に入れば踏み跡はあるので尾根まで登ってしまう。
竹林を抜けると展望の良い枝尾根に出る。ここから桶居山の山頂までは一本の尾根で繋がっている。尾根道は穏やかで気持ち良く歩けるが、最後はかなりの急登。
初めて歩く?の尾根コース。姫路のハイカーはここを登られた様だ。
ここも展望良く、気持ち良く歩ける尾根道である。
桶居山から西へ下っていくと前回に下ったイナズマ道と小さな神社が眼下に見え出す。神社には複数の人が初詣をされている様だ。
鉄塔を過ぎると池の横、神社への参道に出た。ここも何の表示も無く、一段高いところなので、登山口とは判り辛い。
参道に出てから下山路を振返る。鉄塔が興醒めであるが、高山帯の様な山容には惚れ惚れする。
播磨アルプス大研究
今回の散策で播磨アルプスで歩いた山道は?となった。次のネタとして岩峰の尾根が残っているが、藪扱きと岩盤登りがあるらしいので、小心者の私には無理かも知れない。
県道65号線の駐車スペースから桶居山までは24分。佐土新から登っても同様の時間と思う。
播磨アルプス
兵庫100山』   佐土新の神社を基点に桶居山を右回りする。
おけすけやま
兵庫県姫路市

桶居山 (248m)

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Road Map :桶居山は播磨アルプスの一番西側、姫路市にある。
Route Map:桶居山から北側、夕陽ヶ丘への登山道を探す。
民家の路地を竹林まで真っ直ぐ進む。
最後の急登をこなし、今日2回目の桶居山山頂に立つ。
登山口を見付ける執念とは言えご苦労さんでした。
とても標高248mとは思えない山容である。